東京あやべ会の皆様へ      山崎善也市長より      (2020/4/15)

東京あやべ会の皆さまへ
 
いつも故郷綾部にご支援いただいていること感謝申し上げます。
またこの度は世界中に蔓延するコロナ禍で、特に東京に於いては不安な日々を過ごされていることと推察します東京あやべ会の今年度総会が中止されるとの連絡を頂きましたが、残念に思うと同時に終息後に再会できることを楽しみにしております。
 
さて、この機会に、コロナ禍の観点からの綾部の近況を報告したいと思います。
綾部市では37日に一人目の感染が発生し、その後両親を含め3人の感染者となりました。一人目の方が福知山市民病院に勤務されていたため、同病院は閉鎖を余儀なくされるなど影響大でした。
 
その後は落ち着いていますが、発生以来、のどかな綾部の雰囲気は一変し、自粛ムードが漂い、宴席やイベントは軒並み中止。今年の丹の国祭りや仁王門登山レース、また夏の水無月花火大会の中止も先週決定されたところです。
 
京都府には緊急事態宣言は出されていませんが、近隣の大阪府、兵庫県が首都圏と並んで47日に宣言されましたので、宣言の要請が知事から国に行われ、今は宣言都市に準じた自粛要請が府下に発せられています。
ただ、学校については京都市や南部や一斉休校になっていますが、北部はコロナの未確認地域ということで開いております。兵庫県は全県すべて休校していますので、この点はラッキーと思っております。
 
私としては、この戦いは長期戦を余儀なくされることを覚悟し、出来るだけ用心しながらも日常生活を維持するように市民新聞等を通じて呼びかけていますが、テレビでの悲惨な映像の影響は大きく、京都府は休業要請には至っていませんが、京都市内(祇園等)はもとより綾部市内においても様変わりです(特に飲食関係)。
 
いつまでこの状態が続くかわかりませんが、一日も早い終息を願うばかりです。
5月の連休を前に帰省を予定されている方もいらっしゃると思いますが、可能であれば今回は見合わせて頂き、終息後に改めて計画いただければと自粛要請もしているところです
一方で厚かましいお願いですが、あやべ特別市民については新規加入、もしくは継続をお願いできれば幸いです。
 
明けない夜はない、止まない雨はないことを信じ、そして過去においてパンデミックを克服してきた人類の英知に期待して、それぞれご自愛いただきくことを祈念して近況報告とします。
今後ともふるさと綾部をよろしくお願いいたします。
 
令和2415
綾部市長
山崎善也